50㎡の小空間に挿入されたヘア&ネイルサロン。
折れ曲がる稜線の連なりによって、分割されたカットスペース、シャンプースペース、ネイルスペースをランドスケープとして統合させることで、各スペースにその小さなスケールを超えた広がりを加えたいと考えた。木壁でつくられた山岳風景のような連なりが、窓を介してファサードとなり、都市の広がりにも接続している。木壁には、フランス語で「白い金」を意味する店名Blanl’orに因み、プラチナ色パール塗装を施している。自然光や照明がこの木壁にあたることで、稜線が輝くように浮かび上がる。

 

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